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これで決まりだ! 我が家の日本酒冷蔵庫

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僕が日本酒冷蔵庫を探して見つけた冷蔵庫はれマコムで、それが我が家に来たのは2008年6月です。それからレマコムを使いこなそうといろいろと手を加えてきました。何をやってきたかを整理してみます。

我が家に初めてレマコムが届いた2008年6月の時のブログです。うれしくて気に入っているようすが判ります。

http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_53ae.html

レマコムはガラスのショーケースなので、ガラス面から冷気が逃げやすいとかガラス面に露がつく問題なあり、このためにいろいろ試験をした結果の最終案が9月に書かれていました。

http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-8af8.html

レマコムの最大の問題は温度制御です。その解決のために温度記録ロガーを付けて測ったり、メーカーに問い合わせて改善を試みましたが、解決しませんでした。その経過を記録に残しました

http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-73dd.html

そしてその中でも最後の奥の手として行った改造は庫内にFANを入れることです。これは多少良くなった程度で本質的改善はできませんでした。

http://syukoukai.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-10b8.html

以上のような改造を施し使いこなしてきましたが、なんといってもこの冷蔵庫は温度設定ができないのが最大の欠点です

結局夏場は7-8℃、冬場が3-4℃と成り行き任せの制御で、それ以上はできないことが判り、レマコムには生酒は入れない、生酒は家庭用大型冷蔵庫に入れて使ってきましたが、最近時々自分で食事を作るようになってから大型冷蔵庫を本来の機能に戻す必要を感じ、本格的な日本酒冷蔵庫を探索することにしました。

まず選択条件は以下の4点としました。

1. 現在のダイニングルームに違和感なく収まること

2. 保管温度が0℃から3℃が可能なこと(生酒保管のため

3. 1升瓶が9本以上入り、4合瓶が30本以上入ること

今のダイニングルームの冷蔵庫のレイアウトを見てください。

Img_1156

レマコムが右端に置かれていて左奥に大型の冷蔵庫がおいてあり、レマコムの左には移動式のボックス(以前はステレオアンプ用の棚で、上にレコードプレーヤーがおける)があるので、これを動かして空いた場所における日本酒冷蔵庫を探してみました。

そうなると横型冷蔵庫ということになります。インターネット検索すると横型冷蔵庫家庭用というものがありますが、良く調べると業務用を家庭用に使えると書いてあるだけです。部屋の大きさから寸法を幅1200mm~1500mm、奥行き450mm、高さ800mm~900mmとして調べてみました。

メーカーとしてはHoshizaki、Fukusima、Daiwa、Panasonicの4社がありましたが、どういうわけか、内容積が各社違うのです。僕は4合瓶を2段におけるということで、検討しましたが、1升瓶は105mmφ×410mmH、 4合瓶81mmφ×280~300mmHですから、4合瓶を縦に2段詰するとなると、内部の高さが630mmは必要になります。それで選ぶとPanasonicしかありませんでした。Panasonic以外は600mmしかありません。

次にPanasonicについて調べてみると、2つのタイプがありました。1200m幅のものは55000円から70000円で売られているのに対して、1500mmのものは95000円から105000円するのですから、普通は1200mmを選びたいところです。 

そこで寸法の詳細を調べてみました。下の写真が1200mmの冷蔵庫の寸法です

Dsc_0491

1500mmの冷蔵庫の寸法は下記の通りでした 

Dsc_0088

よく見てください。横幅の寸法が違うのは当たり前ですが、大きな違いを見つけました。1200mmの方は扉がドアポケットになっているので、庫内の奥行きが250mmくらいしかないように見えるのに、1500mmの方はしっかり300mmあります。これなら合瓶が3列並べられるということで、1500mmの冷蔵庫を選択しました。その型番はSUC-N1541Jです。価格は税込みで96000円弱でした。

品物はPanassonicから10月28日に直送されましたが、積み下ろしと家までの引き込みは自己責任でやることになっていましたが、集まった人が力のない人ばかりでしたので、運転手さんが特別に運んでくれました。重量は約70kgあるので、素人では難しいです。この辺は購入するときよく考えないといけないですね。 

では据え付けた状態をご覧ください。 

Dsc_0079

ものの見事に収まりました。光の加減で赤っぽく見えますが、ステンレス製なので金属肌です。それではどのくらいの収容能力があるのでしょうか。 

予想通り中間に棚を置けば、その上下には4合瓶を入れることができました。一方1升瓶は直径が105mmあるので、300mmでは3本は並びません。ですからちょっと横にずらして詰めれば、300mm×400mmのエリアの棚を外せば1升瓶が9本入ることが判りました。 

Dsc_0082こんな状態で入りますが、冷蔵庫の奥に白いパネルが見えますが、これが庫内を冷やす冷却版です。これがあるために、棚がおけません。ちょっともったいない感じですよね。何とか手製で棚を作れば、1升瓶を横に置けそうなので、2本くらい増量できそうです。 

それでは4合瓶の方は何本くらい入るでしょうか。二つの扉の中は棚が平におけるので、上段に3列×8列=24本、それが上下ですから48本おけることになります。 

これで1升瓶9本、4合瓶48本がおけることになりました。大満足です。 

Dsc_0081_2Dsc_0083_2

 

 

 

 

 では温度制御はどうでしょうか。 

Dsc_0087これが制御パネルですが、温度設定のダイヤルとアルコール温度計がついていますが、アルコール温度計は見にくいので、デジタル温度計にしてもらいたかったね。下の写真は出たロガーRC5で、2000円で購入できます。 

Dsc_0111

 

実際に2日間デジタル温度ロガーを設置して測ってみましたので、その記録データを見てください。、すごい。0.5℃~2.5℃でコントロールしていました。氷温でもできそうですが、パネルの凍結が心配なのでやめておきます。 

Dsc_0109_2

これで究極の家庭用日本酒冷蔵庫を手に入れることができました。問題点は運転時の低音の騒音が少し大きいことなので、静かなところに置くのは向いていません。気を付けてください。気になるのは1升瓶の上の空間がもったいないことですね。

メーカーにお願いしたいことは1200mm長さの横型冷蔵庫のSUC-N1541Jのドアポケットのない製品を出してもらいたいです。そうすると9本の1升瓶と30本くらいの4合瓶が入るので、家庭用としては最適だと思います。

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